ディスポーザーとは
ディスポーザーとは?
「キッチンの排水口で、生ごみを処理してくれる」というイメージをなんとなく持っていても、その詳しいメリットや仕組み、メンテナンスやコストまでご存知の方は少ないはず。
排水口のニオイやヌメリという、生活上の大きな悩みを解決してくれるディスポーザーについて、詳しくご紹介いたします。
目次
- ○ ディスポーザー設置のメリット
- ・生活の利便性への効果
- ・衛生面での効果
- ・環境面にも配慮
- ○ ディスポーザーの仕組み
- ・生ごみ粉砕のメカニズム
- ・ディスポーザーの使い方
- ・メンテナンスとコスト
- ・処理できるもの
ディスポーザー設置のメリット
「生ごみをそのまま処理できる」というだけで、ディスポーザーに魅力を感じる人も多いはず。
しかしそれ以外にも、実際に生活しているなかで、はじめてわかってくるメリットも数多くあるのです。一度使ったら戻れない、リピート率95%以上のディスポーザーの魅力をお伝えいたします。
生活の利便性への効果
なにより魅力的なのが、生ごみを処理をする手間が省けるということ。
水分を含んだ生ごみがなくなることで、ゴミ出しが楽になり、処理する際のべたつきといったストレスも解消。シンクに三角コーナーを設置する必要もないため、スペースを有効に活用でき、洗い物もいっそうスムーズに。
さらに当社の扱うディスポーザーにはヌメリ防止機能が備わっており、排水口を掃除する手間も必要ありません。
衛生面での効果
夏場の排水口のニオイはそれだけで気分が悪くなってしまいますよね。
ディスポーザーはニオイの原因を粉砕して除去するため、生ごみ臭とは無縁の生活をもたらしてくれます。
またごみの日まで生ごみを放置しておくこともなくなり、家のなかのコバエやゴキブリなどの発生も抑えることができます。ゴミ出し時、カラスに悩まされることもなく、不衛生な要素を生活から取り除くことが可能です。
環境面にも配慮
70%が水分である生ごみは、焼却時に温度を下げ、ダイオキシンの発生源となります。焼却のためにより多くの燃料が必要となるため、CO2を大量に排出させる原因ともなっているのです。
生ごみを減らすディスポーザーは、個々の家庭へのメリットだけではなく、地球環境の面でも有害物質の削減に貢献しています。
国土交通省の調査によると、ディスポーザーの影響は水洗トイレと同程度であり、下水道にも特に悪影響をもたらさないことが明らかとなっています。
ディスポーザーの仕組み
ディスポーザーは、キッチンの排水口部分に設置することで、生ごみを細かく粉砕し、水道水とともに下水に処理する装置です。
「生ごみをそのまま処理できるなんて、大丈夫なの?」と思う方もおられるかと思いますが、詳しく知ることでそんな不安も一掃されるはず。
生ごみ粉砕のメカニズム
基本的に大体のディスポーザーは、落ちてきた生ごみを回転する台に乗せ、遠心力で外側の壁面に寄ったところを刃とハンマーが粉砕する、という構造になっています。非常に強いパワーで回転するため、鶏の骨など硬さのあるものでも粉砕可能です。
粉砕された生ごみは水洗トイレと同様、水道水とともに排水口から排出されます。
ディスポーザーの使い方
一般的な使い方としては、水道水を流してディスポーザーのスイッチを入れ、生ごみをディスポーザーの中に入れる、という単純なものです。
三角コーナー満杯の生ごみであっても、ディスポーザーは40~90秒ほどで粉砕してしまいます。
粉砕が終わってから10秒ほど、すすぎのため水を流し続け、水とスイッチを止めれば終了です。
メンテナンスとコスト
「便利なのはわかったけど、複雑な機械だからメンテナンスが面倒なのでは」と不安な方に。
当社の取り扱うディスポーザーは洗濯機と同じように、水流を利用した自浄機能を備えていますので、とりたててお手入れは必要ありません。
気になる場合は、「水」と「お酢」を「3:7」の割合で混ぜて凍らせ、その氷をディスポーザーで粉砕すると、より長く性能を維持することができます。
コストの面でも、年間の電気代は省エネモデルで100円ほど。1回に使う水の量も水洗トイレ1回分くらいなので、ほとんど誤差のような維持費で、大きなメリットをもたらしてくれます。
処理できるもの
残飯や麺類、野菜類、果実類、肉・魚類、茶殻、小さな骨、鳥の骨、魚の骨、卵の殻など、硬さのあるものでも処理することができます。
処理できないものとして、枝豆の殻、トウモロコシの外皮、タケノコなどの繊維質が多い食品のほか、サザエなどの大きな貝殻や大きな骨、大量の小麦粉などの粉類、生ごみ以外のものがあります。